『The Wind that Shakes the Barley』

邦題『麦の穂をゆらす風
渋谷シネ・アミューズにて見てきました。 ケン・ローチ監督、2007年カンヌ映画祭パルムドール(大賞)映画です。

http://www.muginoho.jp/

もう凄い映画。泣くことを意図してる映画じゃないのだけど、涙が止まらなかった。そしてそれ以上に、ずっしりと深く心にくる映画でした。

詳しいストーリーはリンク先に譲りますが、英国から独立を目指す1920年代のアイルランドの人々を書いた物語です。でももっと普遍的なものを含んでいる。

イングランドとかアイリッシュとかケルトとか、あっちの方に興味のある人は絶対見たほうが良いと思う。っていうか必須。 あとイラクとかテロとかの辺に少しでも"うーむ"と思っている人は、これまた見たほうが良いと思う。っていうか、みんな見たほうが良いと思う。 上映時間と期間がタイトなのだけど、そこは是非都合をつけて見て欲しい。

劇中のトラディッショナル・アイリッシュの格好は男女ともかなりイカしているので、英国ファッションフリークも必見!


個人的には、これまでのケン・ローチ監督作品でナンバー1です。この方の映画はどれも凄いのだけど、今回はまた別格。思い返しただけでこんなにぐっとくる映画、そうそう無い。