宮沢賢治と私
"panさんは宮澤賢治の本を読むといいんじゃないかなぁ。きっと、感性的に通じるものがあるような気がする"
"賢治はアブノーマルとノーマルの、狭間にいる人だった。それは、高い理想とそうでない現実の間で培われたもので、それゆえにあの非凡な発想や物語が生まれたのだ、と言われている"
"普通って、理想になかなか届かなかったりするんだけど、そうすると普通の人はそこで諦めてしまうんだよね。でもpanさんってさあ、言い方悪いんだけど、その理想に対して諦めが悪いっていうか。。。"
""賢治もそういう部分があるから、そういった感性でみていくと、感じるものがあるんじゃないかな、ということ。"
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今日言われたオコトバ。
すいません俺、賢治をまともに読んだ事が殆どありません。 でも、この言葉を聞くのは2回目。 大学卒業のとき、恩師に同じようなことを言われて賢治の詩集を頂きました。
なんか、あの風体のサエないドーテー男性(文庫の顔写真みて勝手に判断した)の感性と自分が近しい、と言われていることがさっぱり理解できない上に癪にさわったりもしますが、これは本格的に読まねばならないかなあ、と思い始めています。 でも現時点で、この人の作品の魅力とかマジによくわからん。だれか教えてくれ。
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そもそもこの話の始まりは、某さんが職場にくれた
『まんがで読破』シリーズ が、はじまりです。
http://www.eastpress.co.jp/manga/
や、これが職場で色々と文学談義を醸すきっかけになりまして、勤務終了後にあーだこーだと色々と話に花咲きました。 特に僕のチーム相方M氏は、文学部を出て20年間文学を追及?してきた方で、このシリーズ本もいくつか持っていたため、非常に活発に興味を示していました。 冒頭のことばも、M氏のオコトバです。
すったもんだの話の末、 最終的に、
- 『日本文学は、エロだ』
- 『でも宮澤賢治は、エロがない』
- 『高校国語教師は、みんなエロい』
という結論に、皆で落ち着きました。
そもそも、文学作品って学校教育で取り扱われているじゃないですか。あれってどういうことなんでしょうね??? と思ったり。
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