『悲しい結果』エピローグ


mixi日記からの続きです。


あの悲しい結果については、もう最初の晩に予感していた気がした。自分が今日1日、ローラー作戦に加わらずに自宅にいたのも、そういった諦めの心があったからだと思う。

このひとでなし、と思う。自分のことを。


新宿に洋服を用意しに行ったときに、1人でいるのが怖く心細くなって彼に連絡した。彼も同じ予感がしていたという。でも、だからこそ、彼は今日捜索に加わったと話す。
『そうじゃないとね、後味の悪い気持ちになると思ったから。そう思ったんだ。』


それは確かに正しかった。そして私もそうすべきだったのだろう。でもそれをしなかった時点で、自分に悲しむ資格はないのだと感じる。