予感

君が呼んでる気がしたんだ。
静かに呼んでる気がしたんだ。
真夜中に遠くから呼んでる気がしたんだ。
だから僕は日々を振り切って、君に逢いに行ったんだ。



君はやっぱり、呼んでいたんだ。
知らないうちに、気づいていたんだ。

言葉を発する資格が無いのは、僕だって同じこと。
だからもう暗い顔やめなよ。


でも、ハローもグッバイも僕らの間には必要なくて、
でも、サンキューは僕らの間には必要なのかもしれない。



サンキューサンキューサンキュー、
ありがとうありがとうありがとう、
感謝するよ、君の声に。君の言葉に。
だからもう暗い顔やめなよ。



大きな声じゃなくても
僕の耳には届いてるから。
(マイクは必要ないんだよ)