過去から僕への招待状

みんなはフジからあけて現実に戻ってきた。ROSESは周りはよかった!と言ってるけれど、どうも評価が2分しているみたい。でもオリジナルメンバーでのライブは見たかったなあ。単独来日してほしいなー。


ひっくりかえるような暑さの中、出張で某体育館に行った。行きの道でてんやわんやありかなりの珍道中、また暑さもあり気持ちがやや揺れてた。(てんやわんやはあとで無事解決。)
そんな中、最寄駅から体育館まで向かう途中、白杖をついて前から歩いてくる若い女性がいた。近づいたときにパッとその女性の顔を見て驚く。なんと学生時代に親友だったけど色々あって10年以上前に絶交してしまった友達にそっくりなんですね。もちろん向こうは目が見えていないので、こちらに気づきはしなかったのですが、もう一発で分かってしまった。彼女だと。
仕事途中で人を連れていたので、はっと振り返るくらいしかできなかったの半分、気づかれたくなかったの半分で、すれ違って通り過ぎた。暑さで幻が見えたのか?と一瞬思ったけれど、多分本当にあの彼女。そのころにあったてんこ盛りな出来事を思い出し、しばらく頭がぐるぐる。学生時代は目の見えていた彼女が白杖をつくのは、ある意味運命みたいなものだった。ついにか…という感慨。でも切ないことに、僕らはもう別々の道を歩んでいて多分もう交わることはないんだろうな、ということに気づかされた。月日は過ぎるし、思った以上に重かった。

人生は前にしか進まない。前を向いていかなきゃ、ね。