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ユメ一夜

” Un baiser,mais a tout prendre,qu'est-ce?
Un serment fait d'un per plus pres,Une promesse pius precise, Un aveu qui veut se confirmer,
Un point rose qu'on met sur 1'i du verbe aimer
C'est un secret qui prend la bouche pour oreille,
un instant d'infini qui fait un bruit d'abeille,
une communion ayant un goût de fleur,
C'est une façon d'un peu se respirer le coeur,
et d'un peu se goûter, au bord des lèvres, l'â me!” 


あらゆる点から考えて接吻とは何だろう? 
少し近いところでする誓い より確かな約束 互いに確かめあう告白 
”愛する”という言葉をあらゆる細かいニュアンスで表現するバラ色の瞬間(とき) 
それは耳に語りかける代わりに口元に語りかける秘密 それは蜂の羽音を彷彿とさせる不断の瞬間(とき)
それは花の味のする一致 それは少し吐息をつき 少し互いの想いが一致する方法 
死と隣り合わせで・・・
          ――エドモンド・ロスタンド作“シラノ・ド・ベルジュラック” 接吻 愛の約束 愛のしるし より


意識が薄れて、夢見心地の中で最初に浮かんできたのは、昔乗ったことのある北欧の船のイメージ。懐かしい人の顔。いつかどこかで出会った場面。つまりは、これまでの記憶の断片。そういったものが次々と浮かんでは消えた。
目覚めたとき、私はそれを『旅の夢を見ていた』と呼んだ。けれど、きっと走馬灯に近いものだった。