わたしをうごかすもの

毎日を過ごしていると、思っていてもままならないことや、最後の最後で慎重に進めていた物事がダメになるときもたくさんあって、そのたびに関係者に対して『ちくしょう』とか『どいつもこいつも』などという呪い文句を心の中に立てたり、カーっとなった感情の起伏を抑えきれれすになにかに当たったり、時には泣いちゃうこともあったりして、結局どうしたいのか、なにがしたいのかがわからなくなる。
ぐるぐるとモヤモヤがまわったり澱んだりする中で、いつもたどり着く考えは、『なにが自分をうごかしているのだろう?』という、自分のねっこのねっこのところの物事である。
わたしをうごかすもの、それを考えだす。人それぞれに答えはあるのだけれど、自分はわりとシンプルで、人が自分に向けてくれたあったかい気持ちであったり、おんなじような種類の言葉や態度だったり、そういうものであると気づく。