フラメンコショーをやるところを、あちらでは"タブラオ"と申します。 スペインではそのタブラオにて２回、フラメンコショーを見ました。 １回目がセビージャ、２回目がグラナダです。
セビージャのほうはロス・ガリョ#スといって、団体客お断り！な小さめの小屋で、 踊り子さんたちも一流の方を揃えているところだそうです。 最初は"フラメンコ見てもなー･･･"なんて思っていましたが、 いざ始まるとステージから一時たりとも目が離せない。 本気でジプシーの血を感じる踊り、昔からこう踊り継がれてきたんだ、 という原初の光景まで、踊り子さんの背景から匂いたってくるような、 そんなすばらしいショーでした。
グラナダのほうは、"名物・洞窟フラメンコ"といって、その昔この地方でジプシーたちが洞窟内でフラメンコを踊っていた、という話に基づき、洞窟を模したステージのとこでした。ロス・タラントスというこちらの会場は、お客の半分以上が日本人ツアー客でした。
肝心の内容は、やはりそれなりというか、おざなりというか･･･。 セビージャのときみたいな感動はなし。 明らかにやる気ない若いねーちゃんの踊り手いたしな。 踊り手によってこうも変わるものかとおもいました。
生には叶わないのですが、迫力を少しでも感じ取っていただければと思います。足の動きが速すぎて見えないー！
