magazine(not punk band!)

ここ2〜3年のうちよく買っている本と言えば、仕事用のものを除けば雑誌がおおいです。しかもインテリアとFASHION誌限定。立ち読みするのもカフェーで読むのも雑誌・雑誌・雑誌。仕事に追われて疲れていて、ちゃんとした(?)活字の本を読むパワーとテンションが墜ちているのだとおもう。あぶないあぶない。(とはいえ橋本治氏の本は引き続き収集中。)
しかしFASHION誌も、本当にココ10年ほどで種類がますます増えた。新宿のブックファーストなんかへ行くと、それこそたくさんの種類がならんでいて、アタマの中がぶくぶくあわだってきてしまう。知識の飽和状態というかね。。。”プリスクールの音楽を聴くと同じことを感じる”みたいなことを、その昔Rockin'on JAPANの某ライターさんは書いてたけども。
ちょっと前まではIn Redを主に読んでたけれど、雑誌全体が出す"世田谷的ゆる&セレブオーラ(クリエイターorアパレルプレス系)"と、"無理してない肩の力抜けた大人の女で〜す"という自己主張?自己顕示?がツラくなり、紙面もマンネリ化してきたので最近は買ってません。
その代わりによく買うようになったのがFUDGE。きっとターゲット層はIn Redよりやや下なのかもしれないけど、行き過ぎない程度にエッジイで、紙面をちゃんと作ってる感がある。写真や編集のみならず、レイアウトやフォントにもこだわりを感じ、でも読みやすい(←ココ重要。要は読者目線かどうかってこと)。昨今はやりの"付録"でごまかさないところも潔い。で、特集も読み応えがあって580円は偉い!カルチャー欄も独自にいい線ついてて好きです。日本人のスナップを増やしてくれたら、後は言うことないですネ。宝島系雑誌の特定ブランド偏重に疲れてて、GINZAやSPURではアート/カルチャー系のトンガッた香りが物足りなく、装苑よりももっと実用的な情報を求めてて、流行通信は敷居が高いと感じる方へ、ゼヒ!