シネ・ラ・セットで『NARA：奈良美智と旅の記録』、見てきました。
去年の弘前の『A to Z』な雰囲気が蘇ってきて、とてもぐっとくる。また製作の裏側、と･･･といってもただの裏方ヨモヤマだけじゃなくて、それと平行して奈良さん本人の内面にぐっと焦点を絞った構成のお陰で、彼の感情の動きを確認しながら興味深く見ることができた。良かったです。
『孤独は孤独なんだけど･･･、刹那的な絵は描かなくなったね･･･今まで描けなかった絵が描けるようになった。その代わり、今まで描けてた絵が描けなくなったものも事実･･･。』みたいなことを仰ってて、それでも『ずっとそのままよりは･･･変化していったほうがよいから。』というような事で最後は〆られていた。
そんなことも含め、あと自分自身のことや仕事のことなどと重ねて見ていたのだが、色々と思うところがあったなあ。
それから、もうすぐ公開の『赤い文化住宅の初子』！！！ ストーリーだけ見たら地味なハナシなのだけど、それがタナダユキ監督作品ってことになれば、話は俄然違ってくる。ワッショーイ！ 音楽も期待確実！
予告編をチラ見できましたが、もうワンシーンでそれとわかるタナダ節炸裂！！！貧乏すぎて電気が切れるシーンとか、15歳のヒロイン初子が、『金･･･金･･･金･･･』て言いながら夜道を歩くシーンとか。すごい期待。初日は監督挨拶もあるらしい！･･･でもこの日行けないんだな（泣）。。。行ける人は是非！
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