ノアルイズ・マーロン・タイツとGUIRO(from 名古屋)ライブ@青山MANDALA


id:yoshioちゃん、id:douzさん、id:zigoroさんと一緒に。


とってもとってもよかったです。特にGUIROid:yoshioちゃんからCDを貸してもらい、静かに感情に寄り添ってくれる音楽で好きだな、と思っていたのですが、なかなか生で聴くことが出来なかっただけに感激ひとしお。

まずノアルイズから開始。とても面白い音を出していた。ティム・バートンの映画に出てくる暗い森の中で迷ったときに、どこからともなく流れてくるBGMみたい、だと思った。個人的には"ミュージカルソウ"という、のこぎり型のテルミンみたいな音を出す楽器が気になった。それからジョー・ミークのカバーには思わずニヤリ。胡散臭さと不思議さが見事はまってました。


続いてGUIRO。やっぱり生音、よかった。『目覚めた鳥』という曲が大好きで、新年早々の書き初めで題字として書いてしまうほど(!!!実はその書き初めを意味もなく本日持参…アホ)好きな曲なのですが、今回は男性ボーカルでアレンジ。それもとてもすてきだった。その他にも『エチカ』『新世界より』で思わず涙してしまった。どうしてこの人たちの音は、感情と記憶の奥底にこんなにも優しく触れてくるのだろう。。。あ、あと『山猫』も!生で聴いたほうが臨場感と緊張感があって良かったです。ため息。終演後は余韻に浸りすぎて、なかなか立ち去ることができませんでした。みんなも「よかった〜!」「はぁぁああ〜。」なんて感じで、一緒に見られて良かったとしみじみ。
また今日はグランドピアノだったため、とてもピアノの音がよかった!GUIROのピアノは音もフレーズも凄くツボだけに、これはめちゃ嬉しかった。もちろんちょっと乾いて優しいボーカルとギターも、巧みでメロディアスなベースも、ちょっと暴れん坊でばっちり決まってるドラムも、全部好き。本当にこのバンドの音が好きなんだなあ、と改めて思いました。
それからアンコール1曲目、タイトルのない曲をやったのですが、曲の前に『ずっと"ほかって"あった曲』という説明があってなごんだ。"ほかる"=放置しておく・捨てる、って感じの意味で、ここでは前者。名古屋弁ってか東海地方の言葉なのだけど、東京で聞いたらなんかなごんでしまった。そしてほかっとくには勿体ない曲やった〜!


GUIROの次のライブは2月26日。TOKUZO@名古屋・今池だそうです。彼らのホームタウン。自分にとってもホームと言っても良いのか?http://www.10po.com/guiro/
この日も次の日も仕事があるのだけど、次の日の朝一で帰れば勤務になんとか間に合いそうなことが判明。どうしようか凄く迷っています。。。悩む。そういえば今池なんてもう5年くらい行っていないな。前はよく中古レコ屋に行ってたけれど。名古屋の中で2番目に好きな街、相変わらずあの怪しい雰囲気は健在なのかな?



SWEET DREAMS for fishmans

SWEET DREAMS for fishmans

GUIROの手に入る音源は、今のところこれのみ。残念!でも春にはアルバムが出るとのこと。やった!楽しみです。